2023/03/17 11:23



たこ焼きを食べていた時にマヨネーズを切らしてしまったので
ネットで調べて自作したのをきっかけにマヨネーズ作りにハマった。

マヨネーズってほとんど油でできているんだね。実感した。

《作る》と言っても、材料をミキサーにかけるだけだから、大層なことではないんだけど
とても嬉しい気持ちになるという不思議。


これと同じような気持ちにハンドメイドでもなる。
生活の中でこれ必要だなと感じる瞬間、こんなのあったらいいなと感じる瞬間

もちろん買って済ませることもあるし、買えば済めることはありがたい。

忙しない生活の中で「作ろう」と思うスイッチが入る瞬間はどんな時だろう。

頭の中で「この素材とあのパーツを使ってあーやってこーやって」
日常で出会ったときめきたちのモノを生かしきれるブツの制作図が仕上がった時

作ろう緊急アラートが発動して手を動かせずにはいられなくなる。



そんなこんなでハンドメイドの日々を過ごしてきたけれど
いつしか「布」を作りたいと思うようになった。

そして、もう何年も前に関西で出会って、ご結婚のウェルカムボードを描かせていただいたご縁のある方から
「さぶさんの布を作ってみませんか?」と、日本紐釦さんと繋げてもらうこととなった。

人生は何が起こるかわからない。

思わず、思っちゃったよね。

奇跡のナイスパスを受け取って、2022年の夏から日本紐釦さんと共に生地の開発を進めてきました。

とても丁寧にやり取りを重ねてくださり、「さぶさんの後悔しないものを」と。

なんだろうね、ありがたすぎてこうゆう時はどんな言葉を綴ればいいだろう。

「生地」という膨大なデザインの選択肢の中で自分はどの引き出しからアイデアをチョイスしたらいいのか悩んだ。



私と日本紐釦さんとのコラボでしか成し得ないものが作りたかった。

今まで自分が描いてきたものが布になったら最高と思った。


そうこうして出来上がった5種類の布です。


鶏のように卵を温めて温めて、やっともうすぐ発売開始です。


水彩画が美しく印刷されたCotton100%の薄手の生地。

皆さんのたくさんのアイデアで、自由に制作してもらえることがとても嬉しい。